11/21 晴れ時々曇り 波1→0.5m
釣りネタが少なくなる時期、やっとのことで休日が好天に恵まれた!
苦節2ヶ月・・・
例年なら脂がのった大型マダイの数釣りが期待できる時期。
食べては50センチ前後が一番美味しいのだが、やはりあのトルクフルな大型の引きを存分に堪能したい!
っという強い希望をもって釣り場選定。
だが
釣り仲間の
naoさん、
としけんさんから
「マダイジギングを見てみたい!」
「教えて!」
っと、せがまれてしまい仕方なく釣り場を変更(笑)
港に着くと既に二人は準備万端であとは俺を迎えるだけとなっていた。
レクチャーされる側の立場としては合格点である(笑)
夜も完全に明けてスロープへ
日の出過ぎに3艇揃い踏みでの出航!
港を出てから3艇は大鯛が潜んでいるであろうポイントに各々散った。
あれ?ついてこないじゃん!!(笑)
まあいいさ、サクッと釣って嫌がらせメールでも送ってやるとするか!(笑)
それにしても、走りにくい波だ。
スロットル5割でもバンバン跳ねてボートのピッチに合わない感じ。
船底を叩く度に10年選手の老船スプラッシュが全壊しやしないかと(汗)
やっとのことでポイントに着くと魚探には良い反応が出ている。
最近の傾向としてはベイトびっしりのような強い反応ではなかなか食ってくれない。
底付近にパラパラってのがベスト。
しかし、カブラ、ジグを通してみても音沙汰無し(+_+)
流されるコースを微妙に変えてみるも・・・
ここは底地形にあまり変化が無く砂地メイン。
早めに見切り数100m移動し、今月上旬に釣れたポイントへ。
潮は早く、パラシュート無しだと時速3.5キロ前後で流されるが風と同調していて釣りにならないほどではない。
ここでカブラを通すと底少し上で非常に小さなアタリ!
リーリングスピードは標準の1秒1回転。
スピードを変えずにそのままリーリングしてドスン!!!
ヒット直後の猛進と獲物の首振り時に出るティップストロークの大きさからすぐさま大物とわかった。
着座からスタンディングに変え臨戦態勢を整える。
相手がステイ状態でも魚体重量と潮同調も相まってドラグがジリジリと出て行く。
やっと相手のスタミナが減ってきたのか今度は逆に浮き始める!!(汗)
大物の傾向だ。
この時にラインテンションが変わりバレやすい。
数分のファイトであがってきたのは自己記録に2センチ届かなかったが大型といえる78センチ。
「やりぃ!!」っとガッツポーズ。
だが、誰もいない(笑)
すぐさま二人に嫌がらせメール発射(笑)
リーリングスピード、釣行序盤はその日の当たりスピードを把握するために変化をつけている。
リール1回転3~0.5秒。 時折ストップも効果的。
通常はカブラならやや遅め、ジグならやや早めにしているが、これが当てはまらない日もある。
レンジ1通しの間にでもスピードに変化をつけてみるのも良いだろう。
まあ、周辺にマダイがいなけりゃどうもならんが(笑)
このあと、嫌がらせメールが効いたのか二人も同じポイントに合流(笑)
っと、とたんに魚探反応が変わった。
ベイトわんさか。
ここでヒットはしたものの
ボゥ、ボゥ~♪(+_+)
だれだ釣れてきたのは!!
としけんさんが朝一でホウボウ釣ってたみたいだしぃ(笑)
まあ、食っては美味い魚だからキープ。
イケスから「ボゥズ、ボゥズ♪」と呪文が聞こえてくる・・・
呪文を払拭するべく一服しながら気分を落ち着かせる。
っと、すぐさま「ヒット~♪」
72センチゲット!!
その後は余裕をかまし二人の偵察に走る。
naoさんヒット中!
PEタックルでのヒットらしく、もの凄い引き。
ラインをつめるべくエンジンをかけて船をマダイに寄せながらのファイト。
これを一人でこなすとは恐れ入った。
あがってきたのは75センチ。
「おめでとう!」拍手。
では、としけんさんはどうか??
あれ?
赤は赤でもまだボゥ♪の呪縛から逃れられていないようだ(笑)
潮も上げに入った頃には3人ともアタリが頻発。
二人は順調にマダイを釣り上げている様子だが、今度は自分に呪縛再来。
カブラのカラーを変えたら40オーバーのボゥ♪を釣ってしまった。
良型ほど呪いは強い(汗)
アタリはあるもののなかなか食い込まず焦る。
ではジグの早巻きはどうだ!
ゴン!!!
根掛りロスト(泣)
結局二人が複数枚追加している間に自分はマダイ44センチを追加しただけ。
午前10時頃には潮と風力が同調せずラインがどんどん出て行くようになった。
パラシュートアンカーを投入して対応するがポイントによっては潮目になっていてパラシュートが効きにくい。
朝一のポイントに戻るもここも潮は早くいまいち。
今日は車中泊準備もしてきている。
明日は凄腕パラシューターのS氏を乗せることになっている。
が・・・
予報を確認すると明日は早くから風が出そうだ。
ダメだなこりゃ(-_-;)
二人は昼くらいに終了したようだが、明日ダメならってんで夕方まで粘ることにした。
満潮は日没直後、高活性は必ずもう一度来る!
水温はまだ17度前後で今日は気温も高め。
鮮度をキープするためにイケスの魚を絞めてクーラーへ移動。
~午後の部~
アタリが出てもなかなかフッキングまで至らないレンジは底から10~15m上。
ここを執拗に攻めてみた。
メインで使用しているフロロラインの伸びが逆に良くないのか??
いつもなら伸びのないPEラインよりもフロロの方が食い込みが良いのだが・・・
PEタックルに変えてみた。
「ゴン!ジーーーーッ!」
一発で乗った(笑)
50センチ前後だが、伸びの無いPEラインタックルだったため良い引きを見せてくれた。
楽しい~!♪
タイドグラフを確認すると上げ7分に入っていた。
その後ロッドをひったくるようなヒットも味わいながら、50センチ前後3枚、30センチ弱のチャリコ(リリース)1枚を追加。
どうやら今日は中層に小・中型、底付近に大型がいるようだ。
2年前の同時期の少し離れた釣り場では中層に大型、底は中型だったのだが・・・
シーズナルパターンもひとくくりにはできないと痛感。
根がかりでPEタックルの超高切れ。
仕方なくフロロラインタックルに戻すとアタリがあっても再びヒットに至らず。
日もかなり傾いてきたしそろそろ大型も追加が欲しいところ。
アタリが出やすいエリアの水深は朝から同じなのだが、午前よりもヒットポイントが港から離れていく傾向。
早めに大型を追加して帰路につかないと日没時間の帰港ができなくなる(汗)
底付近を中心に攻めると小さなアタリの後にやっとヒット!!!
良型65センチ!
時計をみると午後4時になろうとしている(汗)
午後の部の獲物を急いで血抜きしエンジン全開で帰路についた。
二人の仲間の誘いのおかげで納得のいく一日となった。
釣り場変更が功を奏した形(^_^;)
夕凪、月は東に日は西に・・・
心地よい疲労感とともに終えることができた大潮の一日だった。
ファイナルのオーラスは来月か(爆)
6:50~15:50
マダイ30~78センチ 8枚
ホウボウ 2匹